「分解スキル・反復演習」方式により、優先順位を付ける方法は、次のとおりだ。それには、翌週や翌月などの自分が決めた期間に、自分自身が実施する具体的なアクションを書き出した付箋を用いる(
参照)
まず初めに行うことは、10件のアクションを、重要度で優先順位付けをすることだ。重要度というと、これも抽象的な概念で、人によって何を重要とするかが異なる。そこで、重要度という概念も分解し、次のように定義して優先順位を立てる。
⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=131865
重要なことは、余り考え込まずに、この定義に基づいて、3分間で、10件のアクションを記入した付箋の右下に、「大」「中」「小」のいずれか文字をサインペンで記入していくことだ。3分間以上掛けないことが大事だ。そもそも、アクションプランの作成に2時間も3時間も費やすのであれば、その時間をビジネス活動そのものに費やした方が良いと誰もが思うだろう。
それに、仮にこの3つの区分が間違っていたとしても、その後のプロセスでまとめて修正していくので、大きな問題にはならない。このような、良く言えば俯瞰的な視野、悪く言えば大雑把なマインドになれるかどうかに、アクションプランの実効性が掛かっていると言っても過言ではない。