効果的なアクションプラン、その秘訣は「優先順位」の付け方にある!

緊急度を目標達成と関連づける

 重要性を付箋の右下に「大」「中」「小」で記入した後は、今度は、付箋の左下に、やはり「大」「中」「小」で緊急度を記入していく。緊急度も、人によって定義が異なるので、私が展開しているプログラムでは、次のような定義で区分していく。 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=131864  重要なことは、いずれも、ビジネス目標を達成できるかどうかの基準で考えることだ。重要度を「小」とした、実施してもしなくても、目標達成できるかどうかに関係がないアクションは、緊急度も「小」となるということだ。重要度を「小」とした付箋は、緊急度も「小」と機械的に記入していく。これに掛ける時間も3分間であり、3分以上掛けない。なれてくれば、1分程度で、記入することが出来るようになる。

貢献度を見極める

 重要度と緊急度を付箋にしたら、最後に、貢献度を付箋に記入する。貢献度という表現を用いているが、利益貢献度である。このようにガイドすると、「利益に直結しない業務もある」「バックオフィスの仕事をしているので、算定できない」と思う人もいるに違いない。  直接的に利益に貢献しなかったとしても、そのアクションの次工程をつなげていった結果の利益目標や、そのアクションが貢献する相手先の部門の利益目標などを紐付けていく。経費節減のアクションも利益にする。以下の表に記した金額は、一例である。ビジネスの規模により、1億円から始まる区分だったり、100万円から始まる区分だったりするだろう。 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=131863  貢献度の付箋への記入の仕方は、○印である。貢献度が大であれば、付箋一杯の大きな○、中であれば中くらいの○、小であれば小さい○を記入する。演習を実施していると、「何センチの○ですか?」という質問を受けるが、何センチかという決まりはない。自分の感覚で大、中、小が区分されればよい。「それでは、他の人と比べた時に、大、中、小が判別できないではないですか」というご意見をいただいたことがあるが、他の人は比べることが主眼ではないから、自分なりの大きさで、大中小を峻別すればよい。貢献度の記入に掛ける時間も3分である。 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=131862
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