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「練習過多型」や「掛声倒れ型」で形骸化し実効性が高まらない
アクションプランが実に多い。アクションプランの実効性を高めるためには、精密なアクションプラン策定シートの記入を義務づけるのではなく、あるツボを押さえた上で、
付箋に次の自分自身の具体的なアクションを書き出すという方法が、実に効果的だ。
その上で、書き出した自分自身のアクションの優先順位付けをして実行していくことが重要だが、その優先順位付けがくせ者だ。「分解スキル・反復演習型能力開発プログラム」に参加したビジネスパーソンに、「アクションプランの優先順位付け」をしていますか?」と聞くと「しています」と答える人がほとんどなのだが、実は、優先順位付けが機能していないケースがほとんどなのだ。
どういうことかというと、優先順位の付け方が、「督促の強い順」「自分のやりたい仕事の順」「簡単な仕事の順」「早く終わりそうな順」に付けるケースが多いのだ。その結果、折角、優先順位を付けて、その順に取り組んでも、ビジネス目標が達成できなかったり、目標基準に到達できなかったり、締切期限どおりに進捗しなかったりケースが多発している。
どうやら、精密なアクションプラン策定シートを作成しても、「優先順位をつけろ」と指示や命令やフォローをしても、肝心の優先順位の付け方が出来るようになっていないからだということが、実態だということがわかってきた。「アクションプランの優先順位付け」をしているが、その「具体的な方法を実践できていない」と思う人は、もしよろしければ、「分解スキル・反復演習」方式による「アクションプランの優先順位付け」の方式を試してみていただきたい。