こうして、重要度、緊急度、貢献度を記入した付箋を、横軸に重要度、縦軸に緊急度を記したA3用紙2枚合わせの台紙に、貼り付けていく。すると、アクションプランのバブルチャートが作成できる。
⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=131861
貼り付けていく時間は1分である。ここまでに掛けた時間は、アクションの洗い出しに5分、重要度、緊急度、貢献度の記入に各3分、計9分、台紙への貼り付けに1分、計15分である。15分で自分自身のアクションを示すバブルチャートが作成できる。演習参加者は、これを机上に張り出して、定期的に、終了したアクションをはずしたり、新しいアクションを追加したり、進捗②応じて、重要度や緊急度や貢献度の修正をしている。役に立ちそうであれば、実施してみることをお勧めします。
※「分解スキル・反復演習のスキル」は、山口博著『
チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社、2016年3月。ビジネス書ランキング:2016年12月丸善名古屋本店1位、紀伊國屋書店大手町ビル店1位、丸善丸の内本店3位、2017年1月八重洲ブックセンター4位)で、セルフトレーニングできます。
【山口博[連載コラム・分解スキル・反復演習が人生を変える]第29回】
<文/山口博 photo by
AlexanderStein via pixabay(CC0 PublicDomain)>
【山口 博(やまぐち・ひろし)】株式会社リブ・コンサルティング 組織開発コンサルティング事業部長。さまざまな企業の人材育成・人事部長歴任後、PwC/KPMGコンサルティング各ディレクターを経て、現職。近著に『
チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社、2016年3月)がある
※社名や個人名は全て仮名です。本稿は、個人の見解であり、特定の企業や団体、政党の見解ではありません。