効果的な集客方法が「ヒットアプリ」を作る!――シリーズ【文系リーマンでもできる!iPhoneアプリ開発で週末副業・集客編】

Facebook広告が功を奏したグノシー

 今では、一躍有名になったニュースアプリのグノシーですが、もちろん最初から成功したわけではありません。そこにはマーケティングを活用した重要な要素がいくつも存在しました。  元々、資本金3000万円程度のITベンチャー企業だったので、上記で述べたように手っ取り早く数千万円も投資が必要なマスメディア広告などは打てませんでした。そこで、活用したのが、Facebook広告です。Facebookは広告を出す際に、年齢や性別、趣味や住所などをもとに細かくターゲットを設定できます。  つまり、そのサービスのターゲットを絞り凝ることに非常に優れた広告サービスなのです。同社はこれをフル活用して、年代や性別を分けてキャッチーな広告を出し、予算500万円程度で順調にユーザーを増やしていきました。その後は、知名度も上がり、資金調達にも成功しマスメディアにも広告出稿をしていきました。2014年頃にテレビで流れたウルトラマンのCMを覚えてる人も多いのではないでしょうか。その結果、2014年には500万ダウンロードまで実績を伸ばすことに成功しています。

まとめ

 iPhoneアプリを開発して週末副業を目指すこの連載では、iPhoneアプリの開発について焦点を当てた記事が多かったですが、リリースした後の運用も非常に大事です。 集客(マーケティング)においては、開発のように一つのライブラリやフレームワークがあるわけではありません。アプリによっては、facebookに広告を出した方がいいでしょうし、場合によっては検索連動型広告の方が上手くいく可能性もあります。  正解がないが故に難しいポイントはありますが、集客事例はどんどん増えているので、ぜひ施策を試してみてください。 <文/TechAcademyマガジン編集部
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【文/TechAcademyマガジン】Education×Technology「EdTech(エドテック)」を切り口に、IT教育、ITスクール、プログラミング学習などの最新教育トレンド、関連情報を紹介するWebメディア。未経験でも最短4週間でiPhoneアプリ開発やプログラミングのスキルを身につけることができるオンライン完結型のプログラミングスクール「TechAcademy」も運営している。


全8回の目次

1.知識編:iPhoneアプリの全体像
2.事前準備編:必要なアプリのインストール方法
3.コーディング編:Swiftを書いてみよう
4.デザイン編:UI/UXデザインとは/なぜデザインが重要なのか
5.実践編:実際にアプリを作ってみよう
6.企画編:アプリの企画からリリースまでの流れ
7.マネタイズ編:収益を上げる3つの方法
8.集客編:より多くの人にアプリを使ってもらうために