効果的な集客方法が「ヒットアプリ」を作る!――シリーズ【文系リーマンでもできる!iPhoneアプリ開発で週末副業・集客編】

オンライン広告、どれを選ぶか

 オフライン広告の対義語として認識されているオンライン広告ですが、その仕組みは大きく分けて2通りあります。それは、クリック単価で広告費が変動する「クリック課金型」のものと、人目に触れる回数で広告費が計算される「インプレッション課金型」です。  1クリックあたりの費用を「CPC(コストパークリック)」、1000回表示あたりの広告コストを「CPM(コストパーマイル)」と呼ぶことが多いので、覚えておきましょう。  その他、1インストールあたりのコストを表すCPI(コストパーインストール)、会員登録などの1アクションあたりのコストを表すCPA(コストパーアクション)、その広告にターゲットがどれだけの精度で興味を持ったかを測るCTR(クリックスルーレート)などがマーケティングのKPIとして設定されます。  これらのマーケティング体系を軸に、ネット上の様々な場所に広告を出すことが出来ます。例えば、FacebookなどのSNS。お使いの方はご存知かもしれませんが、画面の右端に広告が表示されています。  実は、その広告はあなたのプロフィールや志向を細かく分析して、関連が深そうな広告を選んで表示されています。つまり、SNS広告を利用するとターゲットを絞って、精度が高い、効率的な広告活動が可能になります。  その他には、GoogleやYahoo!などの検索エンジンサービスの検索結果としてページを有料で上位表示させる検索連動型広告などが存在します。  もっと効率よくネットを介して、広告活動をしたいのであれば、アドネットワークを活用することが有効です。アドネットワークとは、ネット上の広告代理店のような存在で、無数に存在するブログやメディアが媒体となってあなたのアプリケーションを宣伝してくれます。  上記のオフライン広告、オンライン広告は、費用をかけて集客する方法ですが、以下では、費用をかけずにできることを紹介しています。個人で作ったアプリで広告費をかける余裕もない人は、ぜひ理解しておきましょう。
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AppStoreに最適化させる
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【文/TechAcademyマガジン】Education×Technology「EdTech(エドテック)」を切り口に、IT教育、ITスクール、プログラミング学習などの最新教育トレンド、関連情報を紹介するWebメディア。未経験でも最短4週間でiPhoneアプリ開発やプログラミングのスキルを身につけることができるオンライン完結型のプログラミングスクール「TechAcademy」も運営している。


全8回の目次

1.知識編:iPhoneアプリの全体像
2.事前準備編:必要なアプリのインストール方法
3.コーディング編:Swiftを書いてみよう
4.デザイン編:UI/UXデザインとは/なぜデザインが重要なのか
5.実践編:実際にアプリを作ってみよう
6.企画編:アプリの企画からリリースまでの流れ
7.マネタイズ編:収益を上げる3つの方法
8.集客編:より多くの人にアプリを使ってもらうために