12月には日本との関係において大きな動きがあった。
「タイのメッシ」と呼ばれるタイ代表の主力選手、チャナティップ・ソングラシンが今年7月から1年半のレンタルでコンサドーレ札幌に移籍することが決定。Jリーグの「アジア戦略」を推進するためにも待望されていたタイ人初のJリーガーがついに誕生した。
チャナティップは人気と実力を兼ね備えるタイのトップ選手で、すでにタイ国内では大変な注目が集まっている。
この移籍によってタイでJリーグへの関心が高まることは確実で、移籍の噂が流れた時点からJリーグ側には放送についての問い合わせが寄せられているという。放映権料はもちろん、スポンサーの獲得やタイ人観光客の誘致などビジネス面でもさまざまな効果が期待される。