「イプシロン」ロケット2号機、打ち上げ成功!「ガンプラ」を目指す日本の固体ロケット

鳥嶋真也

「イプシロン」2号機の打ち上げ(撮影: 渡部韻)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月20日20時ちょうど、国産ロケット「イプシロン」の2号機を、鹿児島県にある内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。
 ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約13分27秒後に搭載していた「ジオスペース探査衛星」(ERG)を予定していた軌道へ投入することに成功。この成功をもって、ERGには「あらせ」という愛称が与えられた。今後、観測開始に向けて、機能の確認や機器の試験などが行われる(「あらせ」の詳細については『JAXAの「ジオスペース探査衛星」(ERG)が公開!ヴァン・アレン帯の謎に迫れ!』(https://hbol.jp/112713)。

 イプシロン・ロケットは2013年に誕生したロケットで、今回が2号機となった。実に3年ぶりの打ち上げとなったが、この間にイプシロンは大きな進化を遂げていた。イプシロンの目指すこと、そして1号機から変わった点などについて解説する。

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「究極の固体ロケット」をもっていた日本
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