地図を使ったアプリを実際に自作してみよう――シリーズ【文系リーマンでもできる!iPhoneアプリ開発で週末副業・実践編】

地図アプリに必須の「MapKit」

 はじめに、今回は地図を使うので、アプリから地図を呼び出すために使われるiOSの「MapKit」というフレームワークを追加しましょう。  プロジェクトの作成が終わったら作業ウィンドウが表示されるかと思います。「Linked Frameworks and Libraries」というメニューから「+」ボタンを押して追加することができるようになっています。 ⇒【画像】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=126103  検索フォームにMapと打つと「MapKit.framework」が出てくるはずなので、選択して「Add」ボタンを押しましょう。  このフレームワークが無いとアプリ上に地図が起動しないので、設定しておく必要があります。

フレームワークを導入したらいざ作成!

 Marketのフレームワークを導入したらアプリを形作っていきます。「Main.storyboard」を開いて右下のオブジェクト一覧から「Map Kit View」を選択して、エディタエリアにドラッグ&ドロップします。 ⇒【画像】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=126105  移動したオブジェクトの四隅を画面いっぱいにドラッグしましょう。  上下左右に青い点線が表示されるように配置すると画面の中央に配置することができます。  ここまで完了したらひとまずiOSシミュレーターを起動しましょう。地図アプリが立ち上がっているはずです。
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「コード」を書いてみよう
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【文/TechAcademyマガジン】Education×Technology「EdTech(エドテック)」を切り口に、IT教育、ITスクール、プログラミング学習などの最新教育トレンド、関連情報を紹介するWebメディア。未経験でも最短4週間でiPhoneアプリ開発やプログラミングのスキルを身につけることができるオンライン完結型のプログラミングスクール「TechAcademy」も運営している。


全8回の目次

1.知識編:iPhoneアプリの全体像
2.事前準備編:必要なアプリのインストール方法
3.コーディング編:Swiftを書いてみよう
4.デザイン編:UI/UXデザインとは/なぜデザインが重要なのか
5.実践編:実際にアプリを作ってみよう
6.企画編:アプリの企画からリリースまでの流れ
7.マネタイズ編:収益を上げる3つの方法
8.集客編:より多くの人にアプリを使ってもらうために