スリランカサッカー、世界最弱からの挑戦

まだまだ生まれたばかりのスリランカサッカー。育成ビジネスの商機も

 いま、アジアサッカーが熱い。東南アジアや中国、インドなどの新興国でサッカーが爆発的な人気を博してきており、その経済規模も日本サッカーを凌駕するものが出てきている。サッカーのレベルも徐々に日本や韓国などの強豪国に近づいてきており、色んな意味で無視できない存在となってきている。  しかしながら、まだまだアジアの小国においては世界の舞台からかけ離れた地域も存在する。東アジアだと、香港やマカオ、台湾などの中華圏地域や、グアム、サイパンのように国家からは独立したような形でサッカー協会が存在し、「地域」としての代表チームが存在する。また、インドはようやくサッカー人気が出てきたが、スリランカやパキスタンなどの南アジアはまだまだクリケットの人気が高く、サッカーはいまだ不毛の地とも言える。  2015年5月に行われたロシアワールドカップ予選1次ラウンドで、当時FIFAランキング最下位のブータンに歴史的勝利を許し、スリランカ代表は早々にワールドカップへの道を閉ざされた。
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FIFAランキングは195位と過去最低
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