JAXA、世界最小の衛星打ち上げロケットを開発 今年度中の打ち上げ実験に挑む

SS-520の1号機の写真。今回紹介するSS-520-4号機はこれを改修し、人工衛星を打ち上げられるようにしたもの Image Credit: JAXA

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月22日、開発中のロケット「SS-520-4号機」の記者説明会と、それに搭載される超小型衛星「TRICOM-1」の報道公開を実施した。SS-520-4号機は、従来から運用されている観測ロケットSS-520を改修し、人工衛星を打ち上げられるようにしたロケットで、(図らずも)「世界最小の衛星打ち上げロケット」になろうとしている。  打ち上げは今年度中に、JAXA内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から行われる予定となっている。  この小さなロケットで、JAXAは何を目指しているのか。今回はロケット編。
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人工衛星打ち上げロケットと観測ロケット
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