米大統領選であるが、マーケットにとって、トランプ候補とクリントン候補を比較して、どちらが好ましいか?
トランプ候補は、保護主義的であり、ハト派のイエレンFRB議長の金融政策に反対の立場であり、マーケットにとっては、トランプ候補は好ましいとは言えないだろう。
一方、クリントン候補は、薬価の高騰問題の解決が製薬会社へ影響することは考えられるが、イエレンFRB議長の金融政策に反対しているわけではない。マーケットにフレンドリーなのは、相対的な評価となるが、クリントン候補であり、もしもトランプ候補が当選すれば、マーケットへの(下方への)インパクトは大きいだろう。
9月26日(日本時間27日)、米大統領選の第1回テレビ討論会がニューヨーク郊外ヘンプステッドで行われた。討論会終了後にCNNテレビが行った世論調査によると、クリントン氏の方が良かったが62%で、トランプ氏の27%を大きく上回った。(参照:
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大統領候補の討論会は、10月9日にミズーリ州セントルイス、19日にネバダ州ラスベガスで行われる。