閉店セールが行われるそごう柏店
流通大手「セブンアンドアイホールディングス」の「コンビニ事業以外切り捨て」が止まらない。
2016年9月30日を以て閉店する「西武百貨店旭川店」「そごう柏店」などをはじめとした百貨店、そして総合スーパー「イトーヨーカドー」では閉店が相次ぐほか、そごう・西武では大規模な希望退職者募集、2013年に買収したばかりの通信販売大手「ニッセン」は合理化で完全子会社化、さらにショッピングセンター「アリオ」の新規出店凍結など、コンビニエンスストア「セブンイレブン」以外の事業に対して大ナタを振るう形だ。
セブンアイがこうした大規模なリストラ策を採らざるを得なくなった背景には、「消費者のデフレマインド」に加えて「セブンアイ自体のデフレマインド」も根底にあるのではないだろうか。