高利益率の秘訣は原価率の低さだ。食べログも価格.comもユーザーの自発的な書き込みが価値の厳選になっており、サーバー費さえ担保すればユーザーが増えれば増えるほどお金を作りやすくなる。設備投資もほぼ必要ない。現にカカクコムの資産のほとんどは現預金であり、300億円弱もある。
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競合のぐるなびと見るとそのすごさが鮮明になる。
両社は売上高では拮抗しており、販管費も同じぐらいだが、原価が全然違うので、利益では3倍近く差がつく。
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店舗が無料で登録できてユーザーから勝手に情報が集まる食べログと違ってぐるなびに載っている飲食店の情報は基本的に飲食店からフィーをもらって載せられている「広告」であり、営業部隊が手間暇かけて店舗と契約してくる必要がある。リクルートの手がける「ホットペッパー」も大筋でぐるなびと同じモデルだ。