相手を惹きつける話法ができる人はここが違う! 相手の「モチベーションエリア」を見極めるべし

xiangtao / PIXTA(ピクスタ)

「お客さま第一」「顧客ニーズをふまえた販売」「カスタマーオリエンテッド」……お客さまを尊重して、お客さまのニーズに応じた商品やサービスの提供をすることをうたっている企業は多い。  しかし実態は、それとはかけ離れた、中には真逆の方法でセールスしている会社が後を絶たない。いわゆる押し売りと、変わらないことをしている会社が、多いのだ。「いまどき、押し売り?」と思われた読者もいるに違いない。実は、押し売りと同じことが、依然、行われているのだ。  新商品発売に合わせて、「新商品が発売になりました」「画期的な商品です」「日本初です」「業界初です」……とパンフレットに書かれていたり、セールスパーソンが紹介したりするケースは多い。新発売からしばらくすると、「シェアNo.1」「売れ筋です」「多くのお客さまにご購入いただいています」……いかに多くの人に売られているかが紹介される。  営業担当者が個別の顧客に相対して販売する商品やサービスでは、営業担当者が、パンフレットに書かれていることを一生懸命強調する。「新商品です」「多くのお客さまにご加入いただきました」……このように言われて購入したいと思う顧客がどれだけいるだろうか。
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「新商品」というコピーが効くのは2割
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