数年前までは草むらで公式試合を行っていたフィリピンサッカー、人気低迷続く中プロリーグの再建を目指す

チーム減少の背景には財政難

 2016年度、UFLは1部構成となっており、所属クラブは12クラブであった。  そのうち3チームがシーズン中に離脱(Agila MSA F.C.、Pasargad F.C.、Manila Nomads F.C.)、理由としてはほとんどのクラブでスポンサーが手を引いた為である。このスポンサーの問題もなかなか深刻で、財務基盤の強い大手企業スポンサーが付いていない分、クラブのリーグ撤退のリスクは非常に高い。  この背景にはあまり資金に余裕のない企業が趣味の範囲でサッカークラブを立ち上げ、満足のいく結果が出ないと直ぐに手を引いてしまうケースも少なからずある。  来期は更なるクラブ減少が見込まれており、追加でLaos F.C.、Green Archers Utd、Forza F.C.の3チームが離脱を表明している。  ちなみに、日本人オーナー率いる「JPヴォルテス」は継続してUFL参加を表明しているが、必要事項(1.財政面と経営面の健全性を評価するためのクラブライセンス制度にかかわる必要書類の提出と2.ホームスタジアムを所有していること)を満たさなければサッカー協会から承認が降りない可能性もありえるようだ。
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各クラブがホームスタジアムを設置
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