「役に立たない助言」を言うヤツと、「頼られる先輩・上司」になる人はここが違う!

「頼れるリーダー」になるために

「自律裁量」型の人が、「ルールが細部にわたるようになって、裁量の余地が少なくなり、やる気がでない」と悩んでいるという事例がある。「ルールなのだから従わなければなりません」と助言することは、正論ではあるかもしれないが、助言にはならない。「そのような助言をする人には、もう、相談しない」ということになりかねない。 「ルール改正の提案をしてみるかい」、「ルールに則った上で、工夫ができそうな領域を探してみないか」という、その人の自律的な検討に委ねるアドバイスこそ効果があるのだ。 「あの人は、頼りになる」、「○○さんの助言は、いつも、身に染みる」と言われる人は、モチベーションエリアという言葉や概念を使っていなくても、モチベーションエリアに合致した、モチベーションエリアの琴線の触れるアドバイスができる人だ。  言い換えれば、相手の言動からモチベーションエリアを見極めて、自分に照らして、モチベーションエリアの琴線に触れる助言を考えるという、分解スキルを反復演習すれば、必ず、頼りにされるリーダーになれるのだ。 ※「モチベーションエリアの琴線にふれる助言」のスキルは、山口博著『チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社、2016年3月)のドリル29で、セルフトレーニングできます。 【山口博[連載コラム・分解スキル・反復演習が人生を変える]第17回】 <文/山口博> ※社名や個人名は全て仮名です。本稿は、個人の見解であり、特定の企業や団体、政党の見解ではありません。 【山口 博(やまぐち・ひろし)】グローバルトレーニングトレーナー。国内外金融機関、IT企業、製造業企業でトレーニング部長、人材開発部長、人事部長を経て、外資系コンサルティング会社ディレクター。分解スキル・反復演習型能力開発プログラムの普及に努める。横浜国立大学大学院非常勤講師(2013年)、日経ビジネスセミナー講師(2016年)。日本ナレッジマネジメント学会会員。日経ビジネスオンライン「エグゼクティブのための10分間トレーニング」、KINZAI Financial Plan「クライアントを引き付けるナビゲーションスキルトレーニング」、ダイヤモンドオンライン「トンデモ人事部が会社を壊す」連載中。近著に『チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社、2016年3月)がある。慶應義塾大学法学部卒業、サンパウロ大学法学部留学。長野県上田市出身
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チームを動かすファシリテーションのドリル

「1日1分30日」のセルフトレーニングで、会議をうまく誘導し、部下のモチベーションを自然にあげられる!

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