[電力自由化]で得する家庭、損する家庭

乗り換えるならココ!? 注目の電力事業者

基本料金ゼロ!再エネ支持派に◎『Looop』 ソーラーパネルなど、太陽光発電の設備を販売する会社が興した事業。供給電力のうち26%が再生可能エネルギー。比較的に電気料金は安く設定されている。大規模事業者向けへの供給実績もある 車での移動が多い人には魅力大『昭和シェル石油』 同社スタンドでガソリンを給油した場合に、レギュラーで10円/リットル引き、軽油で5円/リットル引きとなる。電気料金は、電力使用量が月に600kWhを超える家庭でのみ、東京電力よりも安くなる 近所のスーパーのポイントが貯まる『スマ電』 スーパーマーケットで電気が買える「スマ電」。電力使用量が多いほど割引率が高くなり、300kWhを超えた場合は12%お得。また契約したスーパーが独自に設定したポイントや会員割引が得られる 東電に対抗できる唯一の大本命『東京ガス』 ガスと電気とのセット割では、電気料金の基本料金が毎月270円、年間3000円お得。提携プロバイダーと契約すれば、通信費だけでも年間1万2000円お得になる。その他、お得な特典が多い 東急沿線在住ならお得度が高い『東急パワーサプライ』 東急グループなので、東急沿線在住であれば、さまざまな特典を得られる。同社クレジットカードのポイントが貯まるほか、東急線のPASMO定期券購入時やオートチャージの際に、ポイントが2倍に 【宇佐美典也氏】 元経産省官僚。太陽光や風力、バイオマスなどの事業を手掛けるエネルギーコンサルタント。新電力の立ち上げにも携わる。著書に『30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと』 【藤本 健氏】 ブロガー/ライター。Webサイト『DTMステーション』を運営するライター。また自身で山梨県と千葉県に、太陽光発電所を設置するまでの様子をWebサイト『家電 Watch』でリポートしている 取材・文/河原塚英信 図版/ミューズグラフィック
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