仕事上での対立関係を超簡単に解消する方法

コツは当事者同士を応酬させないこと

 これは、ある「ふんぎり」をつけることができさえすれば、とても簡単な方法で、劇的に対立を解消することができる。それは、「対立している当事者同士で応酬しない」ということだ。このように申し上げると、「当事者同士で応酬しないで、対立が解消できるわけがない」「雨降って地固まるというように、そもそも応酬を尽くして対立解消することが王道だ」「当事者同士を応酬させないなんて、逃げだ」という反応によく出会う。  事実、「現在どのように対立解消していますか?」と問いかけると、「当事者同士で、納得するまで、とことん議論する」「時間をかけて議論を尽くす」「第三者を入れて、当事者同士議論させる」「冷却期間をおいて、あらためて当事者同士を議論させる」というように、出される意見は、当事者同士の応酬を前提としているものばかりだ。
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相手陣営だけで検討させる
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