投資するなら5月暴落の底値付近で拾えればベスト。万一、それより下落することがあっても、資金に余裕があれば買い下がっていく価値もあるという。
「再び急騰することは十分考えられるので、利食いはあせらず欲張ってOK。ただし、25日移動平均線から100%以上乖離してきたら、買われすぎの可能性が高いので利益確定の準備を。直近の高値から10%下がったら売り、という逆指値注文を入れておけば、下落が始まっても逃げることができます」(藤井氏)
一方、飯村氏は、人工知能を用いた自動翻訳機システムを手掛けるロゼッタ(6182)や人工知能によるソーシャルメディア分析に強いデータセクション(3905)などに注目しているという。UBIC(2158)とロックオン(3690)は、藤井氏と飯村氏双方が熱いまなざしを向ける有望株だ。
人工知能は人々の生活を飛躍的に便利にする可能性を持つ半面、“テクノ失業”といった言葉もあるとおり、人間の職業を根こそぎ奪うことも危惧されている。それまでに関連銘柄でひと財産つくっておけば、安心して失業の日を迎えられるかもしれない。