タイのドックショーで日本人ブリーダーが活躍! タイから世界に挑戦

タイ人は寒さへの憧れなのか、シベリアンハスキーは人気犬種のひとつとなっている

国王の愛犬から始まったペットブーム

 当時のドッグ・ブームは、現国王プーミポンアドゥンヤデート陛下が引き取った犬の話が有名になったことから始まったとされる。1998年に国王が引き取った子犬「トーンデーン」の物語を国王自ら2002年に執筆。65万部のベストセラーとなり、日本でも「奇跡の名犬物語」として出版された。トーンデーンは昨年12月に亡くなっているが、当時は野良犬のシンデレラ・ストーリーにタイ人は熱狂し、ドッグ・ブームが巻き起こったのだ。  現在は、タイもペット病院、ペット・ホテル、飼い犬と一緒に入れるレストランや宿泊施設、ドッグランなどが充実している。犬のトレーニング施設や、タイの警察犬専門署の警官がアルバイトとして空いた時間に訓練をしてくれるなど、犬を飼う環境が整ってきたのだ。  そして、その中には日本人経営のペットショップ「Twinkle Pet Shop」やホテルの「ASILO Pet Spa And Hotel」もあり、6.5万人以上もいる在住日本人でも犬を飼う人が増えている。
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在タイ日本人ブリーダーも登場
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