デモ、暴動、正義。BLMに賛同し政治化するポップスターたちの訴え。
平和な抗議と騒乱、暴動、略奪がシームレスになっている
街頭でホールジーが参加していた一群は警察によるゴム弾と催涙ガスの攻撃を受けたという。彼女は、要するに「向こうから仕掛けてきた」のだとツイートしている。またデモにおいて彼女は、実際に負傷者の救護も行っている。 また彼女の作品でも、ブロンディのデボラ・ハリーが出てくる「Nightmare」などMVに街頭騒乱のイメージが前面に出てくる。 「Nightmare」は性暴力とそのカウンターがテーマである。女性に対する抑圧や暴力と向き合ってきたホールジーにとって、そうした性暴力や女性への抑圧に対して抵抗するときに、ときに“暴力”を伴う場合があることを否定はしてないことを指摘しておきたい。fired rubber bullets at us. we did not breach the line. hands were up. unmoving. and they gassed and fired. pic.twitter.com/K8YauF0APn
— h (@halsey) May 31, 2020
「クソ野郎たちはそれでやっと私たちの声を聞く」
「人々が略奪をして、激怒しているのを見て、私もそう、という気分になるし、クソ野郎たちはそれでやっと私たちの声を聞く」と。 普段低賃金で低待遇だったりする人間が、略奪があってはじめて収支が赤字なのをいくらか取り戻す、というか、普段から下層の労働者は新自由主義的な状況のもとで、常に自らの様々な資源を略奪されているのだ、ということ、大騒ぎしてやっとそのことに世間が気づくのだ、ということを彼女が指摘している。 当然、略奪される方は喜ぶ話ではないだろうが、社会の分断の根は深い。Spread pic.twitter.com/6V0HsGoTME
— iamcardib (@iamcardib) May 29, 2020
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