新聞各社の新型コロナウイルスのグラフを比較してみた

情報のグラフ化の差異

 いくつかのサイトのグラフ化を見て来た。新型コロナウイルスという災害に対して、様々な視点でグラフ化がおこなわれているのが分かる。情報は、詳しく全てを提示すればそれでよいというわけではない。見たい情報に素早くアクセスできるように整理して表示することが大切だ。  新型コロナウイルスの動向は、身近な生活、都道府県、国、世界という様々なレイヤーに関係する。日々の危険を避ける視点もあれば、世界情勢を見て投資にどう活かすかといった視点まである。そして、単一の視点だけでは許されない状況になっている。こうした様々な視点を通して情報を得て、身体的、経済的な危機を回避していきたい。 <文/柳井政和>
やない まさかず。クロノス・クラウン合同会社の代表社員。ゲームやアプリの開発、プログラミング系技術書や記事、マンガの執筆をおこなう。2001年オンラインソフト大賞に入賞した『めもりーくりーなー』は、累計500万ダウンロード以上。2016年、第23回松本清張賞応募作『バックドア』が最終候補となり、改題した『裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬』にて文藝春秋から小説家デビュー。近著は新潮社『レトロゲームファクトリー』。2019年12月に Nintendo Switch で、個人で開発した『Little Bit War(リトルビットウォー)』を出した。2021年2月には、SBクリエイティブから『JavaScript[完全]入門』、4月にはエムディエヌコーポレーションから『プロフェッショナルWebプログラミング JavaScript』が出版された。
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