令和の「ナンパ」は男性側の参入障壁が下がった?「ナンパ市場」の現状<アラサー独女の婚活・恋活市場調査6>
令和「ナンパ天国」は銀座から恵比寿に
時は過ぎて2020年の今、東京のナンパ聖地は恵比寿になった。せんべろブームから恵比寿にある「恵比寿横丁」が流行したことがきっかけで、今やコリドーよりさらに範囲の狭いエビ横が、金曜日の夜はぎゅうぎゅう詰めになる。渋谷や六本木など、東京の他の歓楽街からもアクセスがいいことから、エビ横以外にも立ち飲み系の飲食店が増え、週末は人が入りきらず行列を作っている。
恋愛工学は気弱な男性たちのナンパ参入のハードルを下げたし、女性側もマッチングアプリの流行などから、初対面の人と時間を過ごすことのハードルが下がったこともあり、そういう意味では10年前から比べても、ナンパという出会いはバブルから久しぶりに日の目を見始めた。
『パブリックスタンド』や『スイッチバー』など、チェーン展開しているスタンディングバーも増え、東京では街を問わず、ナンパOKが暗黙の了解となっている飲食店も多い。地方でも恋愛工学効果なのか、「地方でナンパ」を謳うナンパ師も増えており、ある程度場所を問わず流行しているのがすごいところだ。
参入ハードルの低い今、トライの価値はアリ
1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。
1
2
前回の記事
ハッシュタグ
