明細もなしで、宛名なしの領収書をホテルが発行したのか?
辻元:「前回もお聞きしましたけれども、
全日空ホテルで3回、ニューオータニで4回、7回とも本当にその方式だったんですか?
安倍:あのこれはもうすでにあのお答えをさせていただいておりますが、この方式で行なったということでございます。一度ですね、一度、あの全日空に宿泊者がいる中においてニューニューオータニで夕食会が開催された、ということがあった、わけでございますが、それもその時々のですね、ホテルとのやりとりにおいてホテル側から提示された、金額で行われたものであると、このように了承、承知をしております。
辻元:いや、普通ですね、ホテルは、明細書、領収明細書というか、ビールが何本でこういう食事でこうこうですから、これが請求書ですよって明細書出すと思うんですけど。
ホテル側から明細書の発行はなかったということですか?
安倍:あのホテル側から、
安倍事務所に対する明細書の提示はなかった、ということでございます。
辻元:あの、領収書もですね、そのホテルがですね、
宛名をを白紙で、そして金額だけ手書きした領収書を、この全員に配ったというふうに答弁されてるんですけど、
宛名のない領収書そんな全員に配るってことを信じられないんですよ。ホテル側はやらないんじゃないですか? いかがですか?
安倍:あのこれはですね、ええー、あの私自身、領収書そのものは見ておりませんが、夕食会で受付を担当した職員によればですね、
領収書はホテル側が発行したものであり事前にホテル側に、準備を頂いたと報告を受けております。
領収証はですね
ホテルの担当者が金額を手書きをし、宛名、宛名は空欄であったということであります。しかし同時にですね、担当者が、その名前をそこに記しているそして適用を書き、えー、ということでございました。それを渡したということであったと。このように承知をしております。
辻元:ちょっと同僚議員の時間を頂いて、私、腑に落ちてないんですよ。これを皆がやり出したらどうなるのかって本当に心配してますのでね。あのそうするとそれだけですね、明細書はホテルからもらってない、で、宛名のない領収証ホテルが発行したというように何回も何回も繰り返し答弁されてますので、それが
事実でなければ、責任をとられるというお覚悟でそこに座ってらっしゃいますか? いかがですか?
委員長:あのごめんなさい、辻元くんに確認いたしますあの持ち時間を過ぎておりますが、会派内で調整されるとそういう趣旨ですね。はいわかりました。
安倍:あのここにおいて私総理大臣として、答弁をさせていただいております。私が把握していることを正直に述べている、ということでございます。
辻元:いやですから、それが
事実と違ったらきちんと責任を取られるということですね? それがトップ、頭、リーダーのすることですよね。じゃないと全国広がりますからね。どういうふうに責任を取られるとお考えですか?
安倍::私がここで総理大臣として答弁するということについては全ての発言が責任を伴うわけであります。まあそういう観点から答弁をさせていただいているということでございます。
辻元:私をどうしても納得いかないので、ホテルに問い合わせを致しました。ANAインターコンチネンタルホテル東京全日空ホテルから文書で回答がまいりました。ちょっと読ませていただきます。
「
2013年以降の7年間に貴ホテルで開かれたパーティ・宴席についてお伺いします。この7年間の間に、」……これですけど、7年間の間に3回総理は前夜祭を開いております。「
貴ホテルが、見積書や請求明細書を主催者側に発行しないケースがあったでしょうか? この7年間に」。
回答、「
ございません。主催者に対して見積書や請求明細書を発行いたします」。
総理の答弁と違うじゃないですか? いかがですか?
安倍:あのー、それは安倍事務所にということですか?
辻元:2013年から7年間に開かれた全日空ホテルでのパーティ・宴席全てについてでございます。
安倍::あのまあそれはですね、安倍事務所との間で、えー、どうなっていたかということについてお問い合わせを頂きたい、こう思うわけでございまして、あのその場においてはですね事務所から、それは、そのいわば人数が多いものでありますから、とりまとめを行ったということでございますが、明細書は頂いていないということでございます。
辻元:次に、「個人団体を問わず、」……領収書の話です。「
貴ホテルの担当者が金額などを手書きし、宛名は空欄のまま領収証を発行したケースはあったでしょうか?」
回答、「
ございません。弊ホテルが発行する領収書において、
宛名を空欄のまま発行することはございません」。
文書で回答来ております。これも総理の答弁と真っ向から違います。虚偽の答弁だとは断定はいたしません。しかし、全日空ホテルからは宛名が空欄の領収書は発行されてないんじゃないですか?
安倍::あのそれは私の事務所で開いたものということでおっしゃっているのでしょうか? おそらく、そうではないんだろうと、こう思うわけでございました。ニューオータニを、ニューオータニ側においてはですね、安倍事務所との関係においては、そうした領収書を発行している、と、述べている。こういうことでございます。ということで、述べている、わけでございます。そして、全日空側は、いや、ニューオータニ側は、私どもの事務所においては、今申し上げた形で、これは、領収書を出していると、えー、つまり宴会場においては、すべて手書きで出していて金額を入れ、担当者の名前を入れ、出しているということでございます。
また全日空ホテルについてもですね、我々と全日空ホテル側と、事務所が、ですね、話をしているわけ、の、いわば、この件についても問い合わせをしているわけでございますが、その点を事務所の方としては、問い合わせて、確認をしているということでございました。
辻元:全日空ホテルでは7回のうちに3回、2013年14年16年、行っております。全日空ホテルに問い合わせをしたら、明細書も発行していない、そして宛名のない領収書を全日空ホテルが一人一人に手渡しをした、そのように職員がかん、いや、確認をしたということでよろしいですか?
安倍::全日空側はですね、宛名なしの領収証を発行した、ということで間違いはございません。
辻元:これはですね、私が問い合わせましたのは、もう一度申し上げます。「2013年以降の7年間に貴ホテル、全日空ホテルで開かれたパーティー・宴席全てについて」問い合わせておりますので、この中に総理の3回の前夜祭も入っているんです。で、領収、請求明細書、これは請求書のことですよ。発行している。領収書宛名のないなんか出しませんとおっしゃってるわけですよ。
そしてですね、これも聞きました。
「
ホテル主催ではない数百人規模のパーティー・宴会で、代金を主催者ではなく参加者個人一人一人から会費方式、会費形式でホテルが受け取ることはありましたか?」と。
回答、「
ございません。ホテル主催の宴席を除いて、代金は主催者からまとめてお支払いいただきます」。
総理が一人一人と契約をして会費を参加費を、ホテルがガーッと集めたものをごっそり持ってって支払いだと。ひとりひとりからっていうことはホテル主催の宴席、自分のとこがやってる宴席以外は一切やってないと言ってるんですよ。
この答弁も総理の答弁が事実と違うんじゃないですか? いかがですか?