杉本彩さん「ペットの生体展示販売という、野蛮なビジネスモデルをなくしたい」
動物を迎えるルートはペットショップ以外にもたくさんある
では、“買う側”の立場としては何ができるのだろうか?
「まず、『疑う』ことです。ほんの少し想像力を働かせれば、誰もが生きている動物が『モノ』として売り買いされていることの異常さに気づくはず。
あたかも動物への愛が溢れているかのように生体展示販売されている動物は、どういう環境で繁殖させられたのか。そうした疑問を投げかけることが悪質なペットビジネスを根絶させるための第一歩になるんです。
また、動物を迎えるときに『ペットショップでは買わない』という選択をすることもひとつの手段になりますね。買う人がいるから売るというのが悪徳ペット業界の言い分です。ならば逆に言えば『需要がなければ供給は不要』ということになります。
買う人がいなければ利益も生まれず、そんなビジネスは自然に淘汰されていくはずです。保護犬・保護猫など、ペットショップでなくても動物を迎えるルートはたくさんあります」
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