台北から新幹線を使って45分でアクセスできるのが台中エリアだ。天候が1年を通して安定しており、過ごしやすい陽気となっている。路線バスが発達し、交通の便が良いので観光巡りするのにも最適。また、近年はアートの街としても栄え、芸術文化が育まれている。
【忠信市場】
かつての伝統市場をリノベーションし、モダンレトロな雰囲気漂う市場に生まれ変わった。カフェやアートスペース、小洒落たお店などが点在し、写真を撮りながら散策するのも良い。現地ではウェディングフォトの定番スポットにもなっているという。
【明賢行】
台中市内にある、古い民家をリノベーションしたデザイナーズホテル。鮮やかなティファニーブルーの窓が目を引き、植物に囲まれた空間はとても印象的だ。
一泊2000元(約7000円)以内とリーズナブルな価格なのもおすすめ。また、オーナー手作りの朝食も味わってほしいという。
台中近郊にあるローカルスポットは、客家人(はっかじん)の古都である苗栗や、台湾のへそと言われる「日月潭(にちげつたん)」で有名な南投が挙げられる。
【樹也Villa】
木々に囲まれたヴィラ風建築の高級デザイナーズホテル。台湾No.1のヴィラと言っても過言ではないくらい、洗練された空間が広がり、居心地の良さ抜群だという。おすすめは台湾の食材を使ったディナーのフランス料理。台中観光でぜひ一泊してみてほしいホテルの1つに挙げられるとのこと。
台北から新幹線で2時間。歴史的建造物が多く残る古都として知られる台南は、一年中暖かい気候で、果物などの農産物が豊富。台南発祥のグルメである擔仔麵(タンツーメン)や官財板(グヮンツァイバン)など、食の宝庫としても有名だ。
【奇美博物館】
食が盛んな台南だが、奇美博物館は観光スポットとしてぜひ訪れておきたい場所。台湾最大の博物館で、大企業の創業者によって建てられたのだという。西洋風の敷地や外観は写真映えし、館内には1000を超えるバイオリンのコレクションなど、創業者の持つ珠玉の展示品を見ることができる。
【看見。綠 俬旅】
ドライフラワー工房と融合したユニークなデザイナーズホテル。宿泊すれば、無料でドライフラワーのアレンジメント体験ができる。部屋の中にもドライフラワーで彩られており、花に囲まれながら旅の疲れを癒すのもいいのではないだろうか。