統一教会と関係の深い議員が多数入閣。その一人、菅原一秀の経産相抜擢に見る、「菅政権」への布石
菅官房長官への信奉をアピールしていた菅原議員
菅原の両親は菅と同じ秋田出身で卒業したのも菅と同じ県立湯沢高校だ。菅原は国政選挙に挑み敗れた父親と同郷の菅を慕い、その懐刀として動いてきた。“地盤・看板・カバン”を持たない菅原は自分と同じく世襲議員ではない菅を信奉している。 菅原が毎年秋に開く政治資金パーティには菅を主賓として招いている。 今年6月、菅原は菅官房長官をバックアップする10数人の自民党無派閥国会議員の連絡会「令和の会」を立ち上げた。 菅官房長官を支える自民党グループには党内の派閥の枠を超えた「偉駄天の会」があり、その中に当選回数4回以下の無派閥議員が集まった「ガネーシャの会」がある。そのほか当選1回の議員が集うグループもある。 これらの“菅グループ”には今回防衛副大臣に再登用された山本朋広・自民党前国防部会長や星野剛、当選1回議員の“菅信奉会”の事務局を務める島村大など統一教会と関係の深い議員も多い。 また今回、法務大臣に就任した河井克行は2016年に故・鳩山邦夫と派閥横断型の政策グループ「きさらぎ会」を立ち上げ現在、同会の幹事長を務めているが、同会の顧問である菅官房長官とは近しい関係にある。河井が主宰する自民党の若手・中堅議員の会「向日葵(ひまわり)会」も実質“菅グループ”と目されている。 これら“菅グループ”の国会議員は50人を超える勢いだ。菅官房長官は常に冷静沈着で、あらゆることに気を配られる天才です。衆議院議員初当選以来、無派閥を16年間貫いてきたのはこの方がいらしたからです。拉致問題を解決すべく、いよいよ訪米の日も近づいてまいりました。全日本国民が刮目する初訪米となります。 https://t.co/7mtsFbxTQK
— 菅原一秀(すがわらいっしゅう/自民党東京9区) (@sugawaraisshu) April 30, 2019
副大臣や政務官人事を仕切る菅官房長官
次の閣僚20人「NEXT20の会」開催
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