ミーガン・ラピノーが立ち向かう社会。大統領やプロ野球選手からも飛んでくる心無い批判とそれに抗う「力」
トランプ大統領は人々を排除している
こうしたラピノーの姿勢に対して、日本のプロ野球チーム・福岡ソフトバンクホークスでプレーするデニス・サファテは「ようラピノー、そんなにアメリカが嫌いなら出ていけよ! 誰も止めないから」と投稿。同じく日本でプレーする読売ジャイアンツのスコット・マシソン投手が「賛成だね。ほかがどうなってるか見てみればいい」と返信している。 ラピノーは自身が同性愛者であることをカミングアウトしており、たびたびLGBTQを支援するメッセージを発信している。性的マイノリティに対して否定的なトランプ大統領に招待されても、ホワイトハウスには行かないというのは、決して驚くような発言ではない。その真意について、ラピノーはCNNのインタビューで次のように答えている。Hey @mPinoe if you hate America so much, leave! No one will stop you.
— Dennis デニス・サファテ (@dsarfate) 2019年7月9日
――このインタビューを大統領が観ている、観る可能性は高いでしょう。大統領へのメッセージはありますか? ラピノー:「大統領へのメッセージね。あなたのメッセージは人々を排除してる。私を排除しているし、私のような見た目の人を排除してる。有色人種の人を排除してる。あなたを支持しているかもしれないアメリカ人を排除してる。 私たちはあなたが打ち出すメッセージや『メイク・アメリカ・グレート・アゲイン』について言っていることに立ち向かわなきゃいけない。あなたはある人たちにとっては「グレート」じゃない時代に戻ろうとしてる。一部の人たちにとってはグレートなのかもしれないけど、この世界にいるすべてのアメリカ人にとって十分なほどグレートじゃない。 私たちみんなに責任があるし、あなたにはとても大きな責任がある。この国の首長として、すべての人をケアして、みんなのためにもっといい仕事をしなきゃいけない」"Your message is excluding people. You're excluding me. You're excluding people that look like me. You're excluding people of color. You're excluding… Americans that maybe support you."
— CNN (@CNN) 2019年7月10日
USWNT co-captain Megan Rapinoe's message to President Trump. https://t.co/ykaSony9Dx pic.twitter.com/65U76fd3Po
マイノリティにとっては「グレート」ではない
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