「攻撃的な行為(嫌がらせ)」「プライバシー」「私的なメディアの投稿」!?
アカウントロックの理由としてTwitter社が挙げた禁止ルールは「プライバシー」と「私的なメディアの投稿」。
しかし、当該ツイートに掲載したカレンダーには菅原議員の顔写真と名前、そして事務所の所持地や連絡先など
一般に公開されている情報しか印字されていない。これらは「プライバシー」の範疇外であり「個人情報」ではない。そもそも公人である国会議員には一般人と同レベルのプライバシー権は適用されない。
そして「私的なメディア」についてだが、Twitter社HPでは「本人の同意を得ずに撮影された私的な画像や動画」となっている。これも菅原議員が
運動員に行わせていたカード型カレンダーの配布は政治活動であるため「私的な画像」には該当しない。
この通報は明らかに筆者が行う取材活動や報道活動に対する封殺行為であり、その意図を以って行われた形跡がある。つまり虚偽の通報だ。
即日Twitter社に対し異議申し立てを行った結果、筆者のアカウントロックは翌日になって解除され、件のツイートも再表示された。
Twitter社による不可解なアカウントロックや凍結は度々指摘されており、今回もその一例と言える。しかしながら、さすがにこの虚偽通報は明らかな勇み足であり、Twitter社も当該ツイートが禁止ルールに何ら抵触しないことを確認しアカウントロックを解除したのであろう。
復旧したアカウントの通知を辿っていくと、6月16日の午前9時台に以下の通知が来ていた。
Twitter社から通報者への返信
通報者のアカウントへTwitter社が送信したものが、通報されたアカウントにも通知されたということなのか。
この通知により、Twitter社への通報理由が
「不適切または攻撃的な内容を含んでいる」「個人情報を含んでいる」であり、併せて筆者のアカウント自体への通報もなされていたことが判明した。