前々回、埋められてしまったと記しました伊方発電所内の小トンネルですが、写真を点検したところ、なんと無事に存在していることが分かりました。このトンネルは、地元の方によると中は行き止まりだのことですが、2016年に一度埋められ、現在はまた現れています。観測トンネルではないかと推測していますが、謎です。
![伊方発電所内小トンネル](https://hbol.jp/pc/wp-content/uploads/2019/06/a660a30fc568fab59969e1eedb62f3f8-550x357.jpg)
伊方発電所内小トンネル2019/06/10牧田撮影
青いクレーンの後ろにトンネルの上半分が見える。この斜面にはたくさんの巨大なアンカーが打ち込まれている
![同地点所内斜面2016年](https://hbol.jp/pc/wp-content/uploads/2019/06/290fd171fdbaf61bf38ee646ede04031-550x367.jpg)
同地点所内斜面2016/03/13牧田撮影
この写真では、小トンネルは埋められている。第二回に掲載した写真から、トンネルは埋められ、現在は掘り出されている。
鉄塔と三号炉後方に見える道路は、もう一つの大トンネルとつながっている
さて、堀切大橋を通過し、程なくすると目的地の伊方道の駅きらら館と、四国電力ビジターズハウスが見えてきます。まさに日は沈まんとしていますが、まだ十分い明るいです。
この連載、第一日目分は、もう一回延長して、第五回できらら館近くの面白いものをご紹介します。
『コロラド博士の「私はこの分野は専門外なのですが」』番外編:蓮池透氏四国リレー講演会4
<取材・文・撮影/牧田寛>
![](https://hbol.jp/pc/wp-content/uploads/2018/08/965273_479141388838320_1295075604_o-180x144.jpg)
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まきた ひろし●著述家・工学博士。徳島大学助手を経て高知工科大学助教、元コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授。勤務先大学との関係が著しく悪化し心身を痛めた後解雇。1年半の沈黙の後著述家として再起。本来の専門は、分子反応論、錯体化学、鉱物化学、ワイドギャップ半導体だが、原子力及び核、軍事については、独自に調査・取材を進めてきた。原発問題について、そして2020年4月からは新型コロナウィルス・パンデミックについての
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