辺野古の基地建設中止を求める、ホワイトハウスの署名サイト「We the People」。13歳以上なら誰でも参加できる
タレントのローラさんら有名人がSNSで署名に参加し、辺野古新基地の工事強行に反対を表明したことで、一部の人たちから非難されている。そのことについてカジワラさんはこう語った。
カジワラ:若者に人気のあるローラさんらが署名に参加し、アピールをしてくれたことに感謝しています。政治的なコメンテーターがローラさんの意見表明を批判したのはとても不思議なことです。
欧米社会ではセレブ、有名人が政治的な意見を表明することはごく普通のことで、非難されることはほとんどありません。もし、ローラさんが日本でバッシングを受けて、めげるようなことがあれば、いつでも、ハワイ、米国に逃げてきてゆっくり休んでほしい。
田中:私は以前からローラさんのファンクラブに入っています。「ローラさんを支持します」と、ファンクラブの事務局を通じてメッセージを送ったら「がんばる」という返事がきました。カジワラさんの励ましの言葉をローラさんに伝えます。
カジワラ:それはうれしいです。ぜひ、今後も連携したいと思います。
カジワラさんは1月7日、首都ワシントンのホワイトハウス前で辺野古新基地反対の集会を開き、米国会議員、米政府高官に辺野古新基地に関する情報を提供し、政策変更を求めた。
カジワラ:ワシントンDCで、国会議員、政府高官に辺野古工事強行について情報を提供しました。ほとんどの議員・高官は、辺野古のことを初めて聞いたので、すぐには対応をとってくれていませんでした。しかし熱心に聞いてくれ、強い関心を持ってくれました。我々は引き続きコンタクトをとり、情報提供を続けていくので、何らかの動きが出てくると期待しています」
増山:沖縄に米軍基地があることを米国の人々は知っているのでしょうか。
カジワラ:国会議員、政府高官は沖縄に基地があることは知っていますが、詳しくは認識していません。一般の米国市民は、米軍基地が沖縄にあることをほとんど知りません。沖縄に膨大な規模の米軍基地があることで、多くの害を沖縄の人民に与えている事実を、米国の人民に知らせたい。我々は、米国の市民に辺野古問題など沖縄の状況を伝えていきたいと思っています。