沼津プロレスは試合以外でも積極的に地域と関わっている。交通安全運動や親子防犯安全教室、児童養護施設慰問に清掃活動など範囲は多岐にわたる。
富士スピードウェイで開催されている自転車耐久レース「スーパーママチャリGP」にはチームとして出場。2015年にはシーラカンス型自転車で参戦し、BESTパフォーマンス賞を獲得した。
なぜシーラカンス? と思うかもしれないが、沼津にはきわめて貴重なシーラカンスを冷凍保存・展示している沼津港深海水族館があることを知ってもらうためだ。
実績が認められ、2017年大会ではオフィシャルのイベントとして参戦。パドックにリングを設営し大会を開催した。
参考記事:
街中から皇族ゆかりの場所まで!リングさえあればどこでも出張するローカルプロレス
この他にも神社や漁港、行政区域では東京都だが距離的にはほど近い伊豆大島でも大会を開催。様々な場所へプロレスの魅力を伝えている。
機会があれば沼津プロレスをぜひ一度観てほしい。沼津市は昨年より「世界一元気なまちへ」を掲げているが、それよりも前から元気を届け続けているのが沼津プロレスなのだ。
<文・たこやきマシン>
【たこ焼きマシン】
名古屋在住のローカルプロレス探求家。ローカルプロレスファンサイト
たこ焼きマシン.com、
スーパーたこ焼きマシン.comを運営。北海道から沖縄、台湾まで未知のプロレスを求め観戦に遠征する。ご当地プロレスラーガイドブック『ローカルプロレスラー図鑑』をクラウドファンディングで発行。
オンラインストア。元・小中学校教員、障害者職業能力開発校講師。夢は世界中すべてのご当地プロレスを観戦しての『ワールドローカルプロレスラー図鑑』制作。