値動き分析を覚えるのが難しいと思った場合は、FX会社が提供するサービスを使う手もあります。例えば外為オンラインが提供する自動売買機能「iサイクル注文」には、自動反転売買機能があります。これは簡単に言えばシステムが自動でトレンドを判断するというもの。例えば上昇トレンドの場合には「買い」方向で注文を設定。取引開始後は、トレンドが続く限り同じ方向で売買が繰り返されますが、その後、トレンドが転換したサインが出ると、注文方向を自動で反転します。転換の際に保有していたポジションは成行きで決済され、約定していない注文は取消しになります。ユーザーはトレンドの転換を気にしなくていいので、ほぼほったらかしも可能に。こういったツールを使うのも1つの方法です
・急騰のパターン
急騰したときの正しい判断は「新規の買い注文が殺到した」とよりも「売りポジションのロスカットが発生した」が正しい
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急騰のパターン
・急落のパターン
一時的な値動きや、時間をかけて1つの方向に向かう相場ではない急騰や急落の原因はロスカットにあると考えるのがプロ
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急落のパターン
・ジリ高のパターン
ジリ高は「戻り売り」が出ても下がり切らないため「売り」ポジションが買い戻すことで再び上がる、を繰り返す動き
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ジリ高のパターン
・ジリ安のパターン
基本的にジリ高もジリ安もチャートは対角線をきれいに描くことが多いが、上の図のように途中でもみ合うケースもある
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ジリ安のパターン
・長いヒゲのパターン
例えば3本以上の長い下ヒゲが出ると、売り切れないと判断してポジションが解消され相場が転換する場合が多い
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長いヒゲのパターン
【水上紀行氏】
バーニャ マーケット フォーカスト代表。旧三和銀行でロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。在日外銀為替ディーラー及び外国為替部長を経て、外国為替ストラテジストとして活躍中。6月に監修本の『
24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』(小社刊)第2弾が発売予定。7月には水上氏も登場する
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