Vリーグ1は現在、14チームで争われているが、昨シーズン最終節の時点で4チームに優勝の可能性が残ったことからも分かるよう、全体的にクラブ間の力が拮抗しており、最後まで優勝の行方が読めないスリリングなリーグとなっている。
今回はそんな知られざるVリーグの魅力について紹介しよう。
近隣のライバルであるタイリーグと比べると、過去から現在に至るまで日本人選手が非常に少なかったせいか、日本におけるVリーグの知名度は著しく低い。
日本人選手が契約しにくい理由はいくつかあるのだが、主な理由としては、外国人枠が2015年から2人に縮小されて競争が非常に激しくなっていること。
そして、高身長のアフリカ系や欧米系の選手が好まれるため、アジアからの助っ人の需要が極めて少ないことなどが挙げられる。また、必要とされるポジションも限定的で、求められるのは身長185cm以上のセンターフォワードあるいはセンターバックのいずれかである。