ヒットするアプリを企画するには?――シリーズ【文系リーマンでもできる!iPhoneアプリ開発で週末副業・企画立案編】

iPhoneアプリ開発前に気をつけること

 実際に開発に手を付ける前に気を付けることはプロモーションや収益化など多数ありますが、一番気を付けていただきたいのが、Appleが行うアプリ審査です。  Androidアプリなどとは違って、Appleはアプリの質を保つためにリリースされるアプリケーション毎に審査を行います。これを通らないことには、どんなに完成度の高いアプリケーションを作り上げたとしても、それが日の目を見ることはありません。いくつも審査が通らなかった(リジェクトされた)アプリは存在するので、事前に知っておきましょう。  では、審査を通すにはどのような部分に気を付ける必要があるか以下で紹介します。 ・ネーミング  普通に考えればあまりセンシティブになるような問題ではないかもしれませんが、暴力的、差別的表現を避ける必要があります。「リア充爆発しろ」というアプリがテロを連想させる名前だとしてリジェクトされた事例があります。 ・コンテンツ内容  ネーミングと同じで内容もアダルトなモノや公の場にふさわしくないものはリジェクトされてしまいます。あまり、過激なモノは極力避けるようにしましょう。 ・完成度&ユニークネス  バグが多かったり、人気のアプリとの高い類似性が見られる場合、リジェクトされる可能性があります。「Flappy Bird」を模し「フグッピーふぐ」というアプリが申請を一度却下された経緯があります。
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コーディング作業までにやること
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【文/TechAcademyマガジン】Education×Technology「EdTech(エドテック)」を切り口に、IT教育、ITスクール、プログラミング学習などの最新教育トレンド、関連情報を紹介するWebメディア。未経験でも最短4週間でiPhoneアプリ開発やプログラミングのスキルを身につけることができるオンライン完結型のプログラミングスクール「TechAcademy」も運営している。


全8回の目次

1.知識編:iPhoneアプリの全体像
2.事前準備編:必要なアプリのインストール方法
3.コーディング編:Swiftを書いてみよう
4.デザイン編:UI/UXデザインとは/なぜデザインが重要なのか
5.実践編:実際にアプリを作ってみよう
6.企画編:アプリの企画からリリースまでの流れ
7.マネタイズ編:収益を上げる3つの方法
8.集客編:より多くの人にアプリを使ってもらうために