FX投資、決断のキモとは?――順張りか?逆張りか?損切りか?ホールドか?

各通貨のメイン時間に取引をするのが吉!

[悩み]「無意味な取引を減らすために、取引をしたほうがいい時間帯はあるのでしょうか?」  24時間取引できるのがFXの魅力。取引したほうがいい時間はあるのか? 「マザーマーケットという考え方があります。日本円にとっては9時から15時が一番日本の金融機関が多いマザーマーケットです。ユーロ、英ポンドにとっては16時以降がマザーマーケットで、米ドルやカナダドルは夜22時以降がマザーマーケットです。関連する通貨ペアをやるならば、この時間は覚えておきたいですね。でも、夜遅くまでずっと取引するのはオススメしません。判断が鈍る。変なポジションを持つのはだいたい深夜です」(西原氏)  とはいえ、取引スタイルや生活の時間は違うから一概に言えないとか。 「自分が取引したい通貨ペアと自分の生活時間と合っているのも大事ですよ。個人投資家仲間には夕方起きて、夜中までを取引している人もいます。夜の取引が冴えているんでしょうね。私は自分のスタイルなどを鑑みて、月曜日は値動きが少ないので取引しないと決めたマイルールもあります」(田向氏)  ちなみに、一番トレンドが出やすいのは16時以降なのだとか。 「16時からロンドン勢が入ってきますので、一方向に流れが作られやすいです。その前の東京時間、特に、12時~15時くらいは値動きが小さいので、小さく値動きを取る逆張りのトレードに向いているように思いますね」(井口氏)
通過別時間帯

朝7時~9時がオセアニア時間。9時~15時が東京時間。16時~22時がロンドン時間、22時以降がNY時間

 各時間ごとの特性は覚えておくと参考になるので要チェックだ。
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損切りは必ず決めた水準で!
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