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大阪環状線「45年ぶり」の新造車・323系デビュー!「改造プロジェクト」で西の大動脈はどう変わる?
大阪環状線「45年ぶり」の新造車・323系デビュー!「改造プロジェクト」で西の大動脈はどう変わる?
2016.12.24
モデル駅の森ノ宮駅
森ノ宮駅の改良にあたっては、OCT大阪工業技術専門学校(大阪市北区)の協力のもと、大阪環状線全体のリニューアルテーマ「明るい、きれい、わかりやすい」に加えて「森」をコンセプトに空間構成をおこなったという。このような沿線の学校との産学連携は、他駅の改良・改装や、先述の「OSAKA POWER LOOP」のデザイン制作においても行われている。
森ノ宮駅近くには2015年4月に東急系の大型ショッピングセンターが開業したばかり
森ノ宮駅エントランス。「森」をテーマとし、壁面緑化も行われた。 このほか、構内の装飾には木も多く使われている
コンコースや改札附近は白を基調とし、洗練された雰囲気に。 新築駅かと見間違えるほどだ。
駅舎についても「森」をテーマに全面リニューアルされ、構内は昭和初期からの無骨なリベット打ちの柱も生かしながら、バリアフリーなどの機能面強化のみならず案内表記類も一新。タッチパネル式案内板などの最新機器を新たに導入しつつ、それだけに頼るのではなく「直観的」に分かりやすい大型のピクトグラムを要所に配置した。 また、新たに発車メロディとして「森のくまさん」を導入。誰でも知っている童謡を用いることで自然と「森」を印象づけるという遊び心も見える。
構内の各案内表示は「直感的」に分かりやすいものに改められた。 環状線内では改良後の各駅で共通してこのデザインが用いられている
ホームにアクセスする階段部も明るい雰囲気となった。 階段部のピクトグラムは自然と右側通行を啓発する。 ホーム番号や駅名標背景の黒い部分は各駅のオリジナルデザインとなる。
ホームのようす。 開業時からの無骨な柱はあえてそのままに、機能面は一新された
この「モデル駅」となった森ノ宮駅を皮切りに、同様の大規模改良は環状線内各駅で行われている。
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