次は、やはり12月中旬の発表から来年の1月末日までとなる。逆の燃サが下がっていき最終的に無くなる局面では、もう少し待てば航空券の総額料金が安くなると考えにらめっこになるが、現在の局面では即買いの一択だろう。
ただし、イレギュラーな場合もあるので注意が必要だ。
来年1月中に予約と入金を済ませて発券してもらった2月以降発着の航空券の全部、または一部の変更が出る場合だ。
この場合では、新たに変更した区間に関して変更日のルールが適用され燃サが請求されることが考えられる。
また、スターアライアンスやワンワールド等の世界一周航空券では、その区間を実際に乗るたびに燃サがかかるので、全部の行程を事前に決めて発券を受けたとしても、実際に乗る時点でのルールに基いて燃サが請求されることとなる。
これ以外にも、燃サがイレギュラーにかかる発券もありうるので、購入前の確認はしっかりやっておきたい。
<文/向井通浩 写真/
Holgi>
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ジャパン・バックパッカーズ・リンク」代表、ジャーナリスト。インバウンドとその周辺事情に精通している。