「ファミリーマート+miniピアゴ」が誕生!ユニー・ファミマ、初の「共同作業」は成功するか?

「ファミリーマート」と「ピアゴ」のダブルネームとなった店舗看板

 横浜市港北区のJR菊名駅前に見慣れない看板の店舗が誕生した。  看板の上側にはコンビニエンスストア「ファミリーマート」、そして下側にはスーパーマーケット「ピアゴ」の文字。  この店舗は、10月6日にオープンした「ファミリーマート+miniピアゴ 菊名駅西店」。9月に経営統合したばかりの「ファミリーマート」と「ユニー」による、初の共同店舗だ。

ユニー・ファミマHD誕生後「はじめての共同作業」

 ユニー・ファミリーマートHDは、2016年中に首都圏に「ファミリーマート+miniピアゴ」2店舗を出店させると発表しており、今回1号店となった「ファミリーマート+miniピアゴ 菊名駅西店」は、これまでユニー系のミニスーパー「miniピアゴ」の単独店舗であったものを、ファミリーマートとの一体型店舗に改装したものとなる。  ファミリーマート+miniピアゴ菊名駅西店の売場面積は約150㎡。取扱い商品数はおよそ3500種類で、そのうち加工食品などの約2000種類をファミリーマートが、青果・精肉を中心とする約1000種類をminiピアゴが取扱う。また、公共料金の支払いや銀行ATMの設置など、サービス面ではファミリーマートとほぼ同様のものとなっている。
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ミニスーパー、事実上のコンビニ転換?
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