▶SP版
HOME
政治・経済
社会
国際
科学
カルチャー・スポーツ
ハーバー・ビジネス・オンライン
カルチャー・スポーツ
叱られているのにヘラヘラ笑っている部下は、一体何を考えているのか?
叱られているのにヘラヘラ笑っている部下は、一体何を考えているのか?
2016.10.14
笑顔は自己調整機能の発動
もちろん、反省できない・しない人がいることも事実です。しかし、叱られている最中に微妙な笑顔を見せている人は、ネガティブな状態からポジティブな状態になろうとする自己調整機能を無意識に発動させている可能性があります。 私たちの感情は、ネガティブな状態に陥るとポジティブな状態になろうとし、ポジティブな状態になればポジティブな状態を維持しようとする機能があります。その機能が目に見える形となって表れる様は、個々それぞれです。 「気分転換に○○しよう!」とするとき、様々な気分転換法があると思います。その一つの変形に、叱られてネガティブになったら気分転換に笑う、という行動があります。そんな人が一定数いるのです。この感情の切り替えは、専門的には、自己調整機能と呼ばれていますが、自分の心を守るための自己防衛機能と言い換えることも出来ます。 ネガティブな状態に陥っている自分⇒「笑顔」をつくる⇒口角が引き上げられた状態を脳が楽しい状態だと認識⇒ポジティブな状態に移行する こうしたプロセスが働いているのです。
次のページ
口元だけは笑っているように見えても……
1
2
3
4
『
微表情を見抜く技術
』
無意識の感情の表われ「微表情」を読み取ることで、誰でもコミュニケーションの達人になれる!
前回の記事
クリントンの“顔芸”は戦略の一環だった! 大統領選テレビ討論会でもおおいに活用【微表情学】
2016.09.29
一番最初の記事
前の記事
次の記事
清水建二の微表情学の一覧へ
ハッシュタグ
 上司
 人間関係
 職場
 部下
Twitterでつぶやく
Facebookでシェア
B!
ブックマークに追加
Tweet
バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事
ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ
コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力
頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界
ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>
仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響
漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋
上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法
64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉
再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今
微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望
新着記事をもっと見る