「変な日本語提灯」で話題になったタイの居酒屋、仕掛け人の日本人を直撃!
今後も「おもろい」を見つけて出店を続ける意欲があるという清水氏。
「催事も狙っている。ローカルに、あそこで食べたな、と思ってもらえるように。いい話ももらえるようになっていて、乾季だけに商業施設の前などで行われるビアガーデンを任せてもらえそうだ。全部屋台にして楽しませようと考えている。フィリピン進出も考えているけど、結構恐いところだと感じた。タイくらい目立ったら殺されてしまうのではないか。それくらい命がけになりそうなので、コシ据えてやらないとしんどいかな。ただ、ビジネスとしてはパイが小さい。たぶんやらないと思う」
このあたり、彼なりの嗅覚がそう感じさせているのだろう。
そして、一度は清算した大阪でも再び出店することを考えている。
「タイ人スタッフを送り込んで、しゃかりき432゛式のタイ料理店にする。料理だけでなく、タイ好きならばよくわかる、タイならではのあるあるネタをエンターテインメント的に仕掛けていく」などアイデアは尽きない。清水氏の挑戦はまだまだタイ絡みで続いていくことになりそうだ。
<取材・文・撮影/高田胤臣(Twitter ID:@NaturalNENEAM)、取材協力/しゃかりき432、しゃかりき432”バンコク>
次なる狙いは「日本」
(Twitter ID:@NatureNENEAM)
たかだたねおみ●タイ在住のライター。最新刊に『亜細亜熱帯怪談』(高田胤臣著・丸山ゴンザレス監修・晶文社)がある。他に『バンコクアソビ』(イースト・プレス)など
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