五輪競泳4連覇のフェルプスの上半身に昔のアントニオ猪木と同じ丸い痣が!

室伏広治もやっていた!?

 さらに、陸上ハンマー投げで2004年アテネ五輪金メダル、2012年ロンドン五輪銅メダルを獲得した室伏広治氏もカッピングをやっていたことがある。室伏氏はロンドン五輪の3年前、35歳の時から、年齢とともに練習の疲れが翌日まで残るようになり、理学療法士と相談し、カッピングを始めたという。 「練習が終わると、疲れはその日のうちに取り除きます。これはカッピングと呼ばれる疲労回復方法です。体内に、たまった老廃物を吸い上げることで、皮膚の下にあるリンパ管に流し込み、尿として排出します。 年齢とともに疲れが翌日まで残るようになり、3年前から始めました。」と、2012年7月10日(火)放送のNHK「クローズアップ現代」の中で、室伏氏はコメントしている。(参照:『クローズアップ現代』No.3227 2012年7月10日(火)放送「年齢の壁を越えろ ~室伏広治 金メダルへの秘策~」)  NHKの番組サイトで公開されている写真を見ると、室伏氏のカッピングは、肩だけでなく、太ももの前側にも10個近くのカッピングをしていたようだ。
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カッピングの歴史と効果は?
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