ノーマスクの「クラスターフェス」主宰の国民主権党・平塚正幸党首が逮捕。そのワケは?

国民主権党 既に複数の新聞で報じられ、Twitterのトレンドに上がるほどの話題になっているため、多くの方がご存知だと思いますが、「コロナはただの風邪」でお馴染みの「国民主権党」党首の平塚正幸が、12月23日、日本医師会館への建造物不退去容疑で現行犯逮捕されました。かつては「NHKから国民を守る党」の公認候補で、立花孝志の手法を取り入れて活動していることもあって、これまでもたびたび記事にしてまいりましたが、とうとう党首の平塚正幸が逮捕される事態となり、今後、活動がさらに過激になってしまう可能性があります。

何度も迷惑行為を重ねてきた国民主権党

 これまで「国民主権党」は何度も迷惑行為を重ねてきました。  渋谷のハチ公前で、マスクをせずに密になろうと呼びかける「クラスターフェス」をはじめ、濃厚接触者のPCR検査を義務化しようと提案する都議の自宅を突撃したり、その自宅周辺の閑静な住宅街でデモをしたり、はたまた今回のように日本医師会館に突撃したり。国民主権党は、そのたびに近隣の住民とトラブルになり、渋谷では暴力を振るわれただの、水をかけられただの、小さなことでも警察に被害届を出しに行き、中目黒駅では「うるさい」と訴えた近所の住民男性とモメた際、プラカードを破壊されたとして器物損壊罪だと警察に泣きつき、どんなに小さなことでも警察を利用してきたのです。  そのたびにマスクをしないで警察署に行くのですから、「警察の機能を止める気なのか」という話なのですが、このたびの日本医師会館への不退去容疑では「これくらいで逮捕されるなんて不当だ」と訴え出しました。まさに「自分はやってもいいけど、他人がやったら警察沙汰」という立花孝志のスタイルをそのまんま踏襲しているのが「国民主権党」なのです。

「遺伝子組み換えニンゲンになる」という主張

 かねてから「コロナはただの風邪」だと訴えている国民主権党ですが、彼らは本当に「コロナはただの風邪」だと思っています。なんなら、新型コロナウイルスというものは存在しないと思っていて、メディアが絆を破壊するために作り出している架空のウイルスだと信じています。  しかし、新型コロナウイルスに関しては常にゲノム解析をされていて、どこでどんな変異が起こっているのかまで、キッチリと突き止められており、目に見えないウイルスの正体はハッキリと掴んでいます。「新型コロナウイルスなんて、大したことがない」と考えている人はそこそこいるかもしれませんが、国民主権党の主張は「新型コロナウイルスは存在しない」なので、そう思っている人はそこまで多くないと思います。  党首の平塚正幸が逮捕されて、国民主権党のメンバーは駒込署の警察官に向かって持論を展開していたのですが、よく話を聞いてみると、トンデモな主張をたくさんしていることがわかりました。  例えば、新型コロナウイルスのワクチンは遺伝子組み換えワクチンであり、こうしたワクチンを接種すれば遺伝子組み換えニンゲンになってしまう。遺伝子組み換えニンゲンになってしまった人間は早く死ぬ。あるいは、マスクをつけさせられた子供たちは自分の吐いた二酸化炭素を吸わされている。二酸化炭素を多く吸わされると子供たちは不健康になるといいます。  いずれも、少し調べればそんなことはないとわかりそうなものですが、深刻なのは、彼らが「調べた末にここに辿り着いている」ということです。これだけ情報が溢れているのだから、ネットで少し調べればわかるだろうというのは根本から間違えていて、彼らはネットで調べた情報をまとめていったら「コロナはただの風邪」に辿り着き、本気で「子どもたちの未来を守るため」に活動しているのです。このご時世にこんなことを言ったら注目されるのではないかと思って炎上目的でやっているのではないからこそ、頭の痛い問題なのです。
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最前線で戦う医師を邪魔する行為
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