「コロナはただの風邪」と叫ぶ集団が渋谷で「ノーマスク」集会して大炎上。主催の「国民主権党」党首とは何なのか?

クラスターフェス

クラスターフェスの様子。(平塚氏のツイッターより)

 世界中で新型コロナウイルスに苦しむ人が続出している中、今年7月の東京都知事選で「コロナはただの風邪」と言って立候補した「国民主権党」の平塚正幸さんが、8月9日、渋谷のハチ公前で第10回目となる「クラスターフェス」というイベントを開催しました。  平塚正幸さんの行動はどんどんエスカレートしていて、この日はマスクをしないことを呼び掛けるだけでは飽き足らず、50人くらいの集団でマスクをしないで山手線に乗り込むバイオテロにも似た迷惑行為を展開しました。多くの方は「こういう迷惑行為をする輩は放置するに限る」と言ってしまうのですが、駄目なことは駄目だとしっかり指摘ないと、同じ周波数の連中がどんどん集まり、気づいた時には収拾のつかない事態になりかねないので、今から皆さんに警鐘を鳴らしておきたいと思います。

「国民主権党」とは、どのような政党なのか

 ほとんどの方が聞いたことがないと思いますが、それもそのはず、今年7月の東京都知事選に合わせて設立されたばかりの政治団体で、今のところ、地方議員も含めて現職として活躍している人は1人もいません。9月20日に行われる座間市議選に候補者を擁立する計画だったのですが、政党と候補者の間で一悶着あり、おそらく無所属で立候補することになると思われるため、しばらくは議員のいない政治団体ということになりそうです。  代表の平塚正幸さんは、昨年の参院選で「NHKから国民を守る党」の公認を受けて千葉県選挙区から立候補してきた人で、もともとはNHKから国民を守る党に批判的なYouTuberという感じでしたが、立花孝志に感銘を受け、熱狂的なN国信者に転身。ところが、N国党の内部で揉めてしまい、やがてNHKから国民を守る党を離党。新たに「国民主権党」を立ち上げ、「新型コロナウイルスはただの風邪」という陰謀論を掲げ、今ではNHKから国民を守る党と同様、すっかり他人様に迷惑をかける存在になりました。  平塚正幸さんが他人に迷惑をかけるのは、これが初めてではありません。東京都知事選の最中には、政見放送の収録でMXテレビを訪れ、受付で「マスクを着用しないと中には入れません」と断られると、立花孝志と同じようにMXテレビの前で抗議の選挙運動を展開。  先日は、マスクを着用しないと入店できないルールを採用しているユニクロに行って、わざとマスクをしないで入店し、追い出される様子を撮影し、YouTubeで公開しました。対応した店員さんを勝手に撮影し、勝手にYouTubeに流しているのですから、やっていることは立花孝志の劣化コピーに他なりません。平塚正幸さんはN国信者だった時期がある人物なので、立花孝志のやり方を踏襲しており、同じ手法で社会に迷惑をかける人間が増えてしまったというわけです。

クラスターフェスとは何なのか

 平塚正幸さんは、たびたび「クラスターフェス」というものを開催しています。どうしてこんなことをしているかと言ったら、ただ目立ちたいのではなく、平塚正幸さんが本気で新型コロナウイルスなんていうものはないと思っているからです。危険であることを知りながら、あえて「安全」だと言っているのではなく、本気で「新型コロナウイルスは存在しない」と思っているのです。  そして、「同じ周波数の人間たちは共鳴する」の法則で、平塚正幸さんの主張に感化された「本当に新型コロナウイルスは存在しないかもしれない」と思ってしまう人たちが、マスクもせずに集まることになるのです。  その結果が、8月9日となったわけです。この日は、渋谷のハチ公前でマイクパフォーマンスを実施した後、本当は20時から50人ぐらいでマスクをせずに山手線に乗る計画を立てていました。しかし、この動きを知ったお店などが、お客さんや従業員の安全性を確保するため、臨時で店を閉め始めたため、これが威力業務妨害に問われる可能性が出てきて、この日はみんなで山手線に乗ることは中止。そう言いながら平塚正幸さんは山手線を無意味に1周したようですが、これほど迷惑な人は滅多にいるものではありません。
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「新型コロナはメディアが作り出した」という典型的陰謀論
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