新型コロナウイルスの流行で全国の観光地が苦戦している中、草津温泉にはたくさんの人が遊びに来ていました。なぜ、こんな時でも草津温泉にたくさんの人が遊びに来るのかと言ったら、やっぱり「草津温泉」というのは人々に認められる一つのブランドになっているからだと思います。
しかし、今回の住民投票は、観光客の皆さんにも「
閉鎖的な日本のムラ社会の闇」を見せつけ、さらには、多くの女性が踏み出したくても踏み出せない「性被害の告発」という勇気ある一歩を、しっかり検証される前から、頭ごなしに否定されるという「
ミソジニー溢れる男性社会の縮図」まで見せつけることになりました。
あの誰もが憧れる「
草津温泉」で、民主主義さえも否定されるような住民投票が起こっている現実。これは草津町だけでなく、日本全体が考えなければならない大きな大きな問題なのかもしれません。
<取材・文・撮影/選挙ウォッチャーちだい>