「コロナのアホボケカスー!!」。300円の「お母さん応援 お子様弁当」に込めた思い

「日本の食文化を守りたい」と、収益にならないツールを開発

この店内にお客が戻ってくるのはいつの日か?

この店内にお客が戻ってくるのはいつの日か?

 この支援ツールを開発したのは「ニジュウニ」という、去年設立されたばかりの東京の会社です。ウェブサイトには事業内容として「社会課題の解決を目指すサービスの企画・開発・運営」と書かれています。「ニジュウニ」という会社名には「22世紀を幸せなミライに」という思いが込められているそうです。  今回、この支援ツールを開発したのはなぜなのでしょうか? 社長の安川尚宏さんはこう語ります。 「新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響で、飲食店は売上が激減して壊滅的な状況に追い込まれています。この状況が続けば多くの飲食店が閉店に追い込まれて、日本の食文化が失われてしまうことに大きな懸念を抱きました。  この先、日本はどんな状況になっていくのだろうか? 日本の食文化を守りたいと。そこで、私たちが得意とするWEBサービスの企画開発を通じて、何か力になることはできないかと思案し、開発を決意しました」  しかし、この支援ツールはお店もお客も無料で利用できる。「会社としてどのように業績につなげていくのですか?」という問いには、以下のような回答が帰ってきました。 「現状はボランティア的な取り組みになっておりましてマネタイズ(収益化)はしておりません。『会社としての実績になればOK』の発想です! 一店舗でも助かるお店が増えたらと思っております」

「バタバタ」と「森友事件」の浅からぬ因縁

「バタバタ」店内

「バタバタ」店内には『安倍官邸vs.NHK』のカバーが貼ってある

 谷9の「バタバタ」に話を戻します。私がこのお店に通い始めたのは3年前。まだNHK記者で、ちょうど森友事件の取材に奔走していた時期です。その後、記者を外されてNHKを辞め、そのいきさつを含めて『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由(わけ)』(文藝春秋)という本を出すことになります。本の原稿を書いていたのが2年前の秋。その頃よくこの店のカウンターで立ち呑みしながらパソコンで原稿を書いていました。  その原稿の中に、この店のことを匿名で書いている部分がありました。それをのぞき込んだ店長のシュージが「相澤さん、お店のこと書くんやったら店の名前も入れてくださいよ」とワガママを言ってきました。  でも考えてみると、店名を出さないというのは長年のNHK時代のクセ。「もうそんな制約はないので自分が書きたいように書けばいいんだ!」と気がついて、私はその場で「バタバタ」の店名を原稿に書き加えました。  こうして、同書の49ページに「バタバタ」の店名が載ることになったのです。それを喜んだシュージは、本のカバーのコピーを店に貼り出してくれました。今も貼ってあります。
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全飲食店が早く店内で営業が再開できるように!
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