見当違いな自画自賛、言い訳、告発者を悪者に……。新型コロナウイルス禍の中、自民党議員はどう発言しているか?
2020.02.26
石原伸晃さんの何もわかってないツイート
この国の世襲議員は、まさしく親の七光り以外に見るべきところはないのでしょうか? 橋本龍太郎さんの息子である橋本岳さんにしろ、小泉純一郎さんの息子である小泉進次郎さんにしろ、目も当てられないレベルで、政治家以外の仕事は務まらないのではないかと思うほどです。 そして、石原慎太郎さんの息子である石原伸晃さんもまた同様でした。 いまや日本を9カ国が入国制限をしているのですが、この状況を石原伸晃さんは「いわれなき風評被害だ」と言っているわけです。 しかし、現状はミクロネシア連邦やトンガといったオセアニアの小さな島国が中心で、これらの国はあまりに医療が発達していないので、島民に新型コロナウイルスが流行ったら対処できなくなってしまうのです。例えば、サモアでは昨年に「はしか」が大流行し、小さな子供たちがたくさん亡くなりました。こうした脆弱な医療体制しか持てない国では、日本からの入国を制限せざるを得ません。あとは、韓国、タイといった国々だと思いますが、これらの国々は既に国内で感染者が発生している状態であり、さらなる悪化を防ぐために、同じように流行している国からの入国を制限しているわけです。 日本でもネトウヨが「中国全土から入国制限するべき」と騒いでいるわけですから、やっていることは変わりません。いよいよ市中感染が始まっているのに、まだ9カ国しか入国制限をかけられていないなんて、むしろありがたいぐらいの状況だと思いますが、「不安なんでしょう?」と言っている時点で、彼は何もわかっちゃいません。水際対策に失敗し、ダイヤモンド・プリンセス号では感染者を増やす無能ぶりを見せていたわけですから、こんな国を信用してもらう方が難しいに決まっています。合理的な警戒であればともかく、わが国へのいわれなき風評被害は看過できない。日本の感染拡大阻止の取組みに関し、加藤厚労大臣の記者会見に英語の逐次通訳を入れて全世界に発信し、不安を払拭する必要がある。
— 石原伸晃 (@IshiharaNobu) February 22, 2020
新型ウイルス 茂木外相「9か国が日本への渡航抑制呼びかけ」 https://t.co/W1uleYRTSt
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