暑すぎる部屋にサヨウナラ! 外気温が40℃でも、ロフトで安眠できる家とは?
もう9月になろうというのに、日本列島を襲う猛暑は勢いが衰えない。8月23日には、新潟県では3地点で40℃超え、山形市でも39℃を記録するなど、各地で観測史上最高気温が続出した。そんな中、気温は下げられなくても、せめて室内だけでも快適にする方法がある。それが住宅の断熱と気密だ。
筆者は昨年から、高気密高断熱の省エネ住宅に住んでいる。壁や屋根には世界トップクラスのドイツの断熱材などを使用。窓ガラスは3枚で、サッシは熱を伝えやすいアルミではなく樹脂になっている。
筆者が暮らす埼玉県川越市は、夏の平均気温が日本で一番暑いとされる埼玉県熊谷市に匹敵するほど暑い。しかし40℃近い猛暑が続いた7月後半でも、我が家ではエアコン1台を弱くかけておくだけで家中が26℃〜27℃程度を維持していた。
また、通常なら暑くてたまらないはずの天井付近のロフトでも、夜に安眠できるほど快適だった。しかもひと月の電気代は3000円台ですんでいる。

ガラスを3枚入れた高性能樹脂サッシの断面
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