「#クソ物件オブザイヤー」主催者が語る運営事情「今年はスポンサーもつきましたが運営収支は…」
多くの不動産関係者、ネットユーザーが注目していた「 #クソ物件オブザイヤー2017 」の大賞が12月13日(水)全宅ツイ会館(非実在建物)で発表された(参考:「#クソ物件オブザイヤー2017が決定! 大東建託、ハウスドゥする…不動産業界で起きた悲喜こもごも」日刊SPA!)。
これまで、“自称”本邦不動産業界においてもっとも権威あるアワードと名乗っていた同イベントも、今年はさまざまなメディアで取り上げられ、名実ともにインターネット上で開催される不動産関連イベントとして国内最大級の催しへと成長した。
主催者である「全宅ツイ」のグル氏(@emoyino)は、授賞式をどのように振り返るのか? 本人に話を聞いた。
※全宅ツイ=「全国宅地建物取引ツイッタラー協会」の略称。ツイッター上で盛んに交流し合う宅建業者により結成された団体で、不動産に関する調査研究、政策提言情報提供活動のほか、クソ物件取引等啓発事業、インターネットを通じた不動産購入検討者向け情報の発信など、我が国の不動産取引の文化を広く啓蒙する活動を精力的に行っている。なお、全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)とは一切の資本的・人的関係のない独立した組織である
――授賞式お疲れ様でした。今年は高い数値目標を掲げて今年のアワードに臨まれたようですが、達成状況はいかがでしたか。
全宅ツイのグル(以下、グル):投稿数372件、ファイナルノミネート77件、総RT+Fav数23万とすべてのノルマは達成されました。さすが不動産屋さんです。ノルマは守る。
――今回の目標達成について、要因をどのように分析されていますか。
グル:事務局である、かずお君(@kazuo57)を中心としたメンバーの能力の高さが光りましたね。みなさん本業のお仕事もめちゃデキる人たちですので、その能力を惜しみなくこのお遊びに使う姿勢が、今回たくさんの反響をいただけた要因ではないでしょうか。
――今年から公式キャラクターのグリップ君(@kusobukken2017)も活躍されてました。
グル:グリップ君は、今年のファイナリストにノミネートされた「ツーブロックゴリラ」をモチーフに誕生したマスコットキャラクターで、広報を担当してくれました。そのかいもあって、親しみやすいキャラクターがみなさんにも浸透したと感じています。来年以降、このグリップ君のイラストをご覧になれば、クソ物件オブザイヤーがすぐに連想されることと思います。
主催者が「#クソ物件オブザイヤー2017」を振り返る
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